新しいギター
山口進とタマキングとの『わくわくアドベンチャーツアー』3日目の昨晩は甲府ハーパーズミルでした。
ハーパーズミルに到着した僕を待っていたのは、僕のために一年かけて出来上がった新しいギターと、そのギターの製作者であり、ハーパーズミルのオーナーでもあるサカタギターの坂田さんでした。
多くの時間と労力と想いとかプライドとかをかけて、そのギターを作って下さった坂田さんが、真横で音響をしているというシチュエーションは、なかなか奮い立つものがありました。
最後の曲に入る前に(奏法として)「ギター叩きますよ!」って言ったら、坂田さんが大きく頷いてくれました。僕は勝手に「もうそのギターはお前のもんなんやぞ!」って、僕に託して下さったように感じて、胸が熱くなりました。
ギターって、何年もかけて弾き続けることによって「鳴り出す」ものなので、新しいギターを使っていくってことを考えたときに、「このギターを連れ回して、これからもまだまだ何年も何箇所も歌っていくぞ」って覚悟が必要でした。
あと、このギターのローンを稼いでいくぞ!って覚悟も(笑)
そんなこんなで、自分自身に大きな覚悟と、井上ヤスオバーガーが変わっていく予感をくれた1本と旅を続けていきます。
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