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ツアー13本目:福島リアコースティック

昨晩はツアー13本目、福島リアコースティックでした。

共演してくれたaveと衰退羞恥心の2人は音楽的には両極端でありながら、同じ土地でそれぞれに際立つ存在感を示す2つの星。そんなイメージ。

今僕が福島市に歌いに行けるのはこの2人のおかげです。

そんな大切な2人と聞間拓との4人で作った昨日の夜。

みんな違ってみんな良い。って言葉を分かりやすく形にした感じだったなぁ。

誰のどの部分も交わることがなく、だけど争うこともなく。

馴れ合いじゃないけど、認め合える音楽だったと思います。

aveと衰退羞恥心、そしてあの場に集まってくれた皆さん、本当にありがとうございました!

その場の空気を感じたい気持ちが先行して、会場では一枚も写真を残せなかった!

宿泊させてくれた衰退羞恥心のお家で、眠る前の一枚。



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ツアー12本目:山形県新庄市となりのcafe

昨晩はツアー12本目。

山形県新庄市の"となりのcafe"でのライブでした。

この店はかつて共にツアーを回りまくったタダセンパイが昨年オープンしたお店。

新潟から国道7号線。途中からずっと海岸沿いの景色が綺麗で見とれながら向かいました。

もうなん年くらい前になるのか、、、。

当時、僕・タダセンパイ・パイナップル独りウェイ・石川寛也(COOL JOKE)の4組のシンガーで「めんどくさい人達ツアー」と銘打ってワゴンに乗り込んでたくさんの旅をしました。

みんなただでさえ連日のライブでピリピリしているうえに、各々の個性が強く、マイペースで、まるで仲の悪い兄弟のようでした。

あれから数年が経ち、僕以外の東京に在住していた3人もそれぞれ東京を離れ、生まれ故郷に根を下ろし、散り散りになっています。

そんな仲間の最年長のタダセンパイ。

彼が自分の生まれ故郷に作ったお店で歌えるのは、なんだかとても感慨深いものがありました。

歌っているうちに、たくさんのシーンを思い出して、胸が熱くなりました。

たくさん歌ったし、全部ベストテイクなライブが出来たように思う。

拓も精一杯気持ちを飛ばして歌ってた。

そうそう、オープニングをしてくれた、高校一年生のシンガー、咲良さくらちゃんにもめっちゃ仲良くしてもらえた!

素敵な声だし、とてもいいヤツだ!

女子高生の友達が出来るなんて、嬉しいなー!

駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました!

良い夜だったなぁ。
本当に。

タダセンパイ、また必ず来るよ!歌わせてね!本当にありがとうね!















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ツアー10本目:加賀 ブルースが聴けるおでん屋kaze

ツアー10本目は加賀山代温泉のブルースが聴けるおでん屋kaze。

ここは聞間拓が大切にしている場所。今回連れてきてもらえてとても光栄でした。

マスターのマコトさんの作る料理はどれも絶品だったし、お店の空間も素敵だったし、音楽を聴いてる表情は真剣で、話も楽しいし、しかも同世代ってこともあって、本当に良い出会いをさせてもらえました。

「俺はステージの音楽に対して料理で勝負してる」って言葉が印象的だった。とても嬉しい。

マコトさん、また必ず勝負しに行きますね!

そんなkazeのスタッフのみなさん、そして集まってくれたみなさん、本当にありがとうございました!











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ツアー9本目:富山村門

ツアー9本目の富山は聞間拓と2人になってからの初日でもありました。

ここでも素敵な出会いがたくさんありました。

企画してくれたかじけいすけ君とはやっとゆっくり歌い合えたし、レットジェッツのみっちー君には宿泊までさせてもらえて、たくさん語らえました。

会場である村門のマスターもひとくせもふたくせもありそうな魅力的な方で、また必ず歌いに行きたいです!

集まってくれたみなさん、ありがとうございました!



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長野県小川村にて

俺は俺。
お前はお前。

俺にしか分からないこともあるし、俺には分からないお前のこともある。

長野県小川村で英祐と別れる前の夜。

楽しいことも複雑なことも、色々とある中で、みんないいヤツだし、みんな生きてる。

隣から英祐のイビキ。窓の外の田んぼから蛙の合唱が聴こえる。

草野心平さんの詩を思い出した。

以下

草野心平
「ごびらっふの独白」(で、合ってたかな?)からの一節。

幸福といふものはたわいなくっていいものだ。
おれはいま土のなかの靄のような幸福に包まれてゐる。

地上の夏の大歓喜の。
夜ひる眠らない馬力のはてに暗闇のなかの世界がくる。

みんな孤独で。
みんなの孤独が通じあふたしかな存在をほのぼの意識し。

うつらうつらの日をすごすことは幸福である。

この設計は神に通ずるわれわれの。
侏羅紀の先祖がやってくれた。
考へることをしないこと。
素直なこと。
夢をみること。
地上の動物のなかで最も永い歴史をわれわれがもってゐるといふことは平凡ではあるが偉大である。
とおれは思ふ。
悲劇とか痛憤とかそんな道程のことではない。

われわれはただたわいない幸福をこそうれしいとする。

ああ虹が。
おれの孤独に虹がみえる。
おれの単簡な脳の組織は。
言わば即ち天である。
美しい虹だ。
ばらあら ばらあ。












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